2022年2月21日
当社は「新たな産業自動化革命の実現」に向け、これまでの自動化ソリューションにデジタルデータのマネージメントを加えた新たなソリューションlink w88 moi nhatセプト「i3-Mechatronics(アイキューブ メカトロニクス)」を2017年に提唱し、そのlink w88 moi nhatセプトの実現に向けた製品の開発を強化しています。
一方、ものづくりの現場では、IoTやAIを活用した生産効率や品質の向上、トレーサビリティーの確保など、スマート工場の進化に向けた取組みが加速しています。これに伴い、「生産設備内の装置とロボットを同期して制御したい」「複数の装置とロボットのデータの時間軸を合わせたい」「データを活用して装置の付加価値を付けたい」といった要望が寄せられています。
こうした動きに応え、お客さまのIoT化推進と事業領域の拡大をお手伝いする新しいコンセプトのlink w88 moi nhat"YRM-Xlink w88 moi nhat" (以下 YRMlink w88 moi nhat)を2021年に製品化しました。
複数の装置およびロボットからなる構成で、共通のワークを持つなど、データの関連性が存在するひとつながりの設備を"セル"と呼びます。YRMlink w88 moi nhatはこのセル全体を1台で最適に制御しセル内の装置やロボットのデータを統合的かつ時系列に収集します。
YRMlink w88 moi nhatにより、装置・ロボットの"時間が一致した活きたデータ"を取得することで、セル全体の状況をリアルタイムに把握することができます。さらにYRMlink w88 moi nhatとソフトウェアツール"YASKAWA Cockpit(以下YCP)※"を連携させることによって、取得したデータを解析し、解析した結果を"データ、動き(モーション)"としてセル全体へフィードバックすることで、"ものづくりの自動化(安定稼働・安定品質・工程改善)"を実現します。
※ YASKAWA Cockpitとは
時系列に同期されたデータの収集・視える化、そして、蓄積・解析を一括して行うことができるソフトウェアツールです。
YRMlink w88 moi nhatは、セル全体を制御するためのCPUユニットに加え、データ収集・フィードバックを行うためのIoTユニットを準備し、ユニット間の接続に高性能バスを採用することで高速・大容量なデータ転送を実現しました。YRMlink w88 moi nhatのシステムでは、セルを制御するYRMlink w88 moi nhat自らがデータの収集も行います。このため、データ収集専用のユニットを取り付けてデータを収集するだけのシステムに比べて、セルの制御とタイミングを完全に一致させたデータの収集が可能です。セルの制御に必要な情報はYRMlink w88 moi nhatに集まっているため、セルの制御に関連したワークの情報や装置の時系列データなどセル内のすべてのデータを統合的に時間が一致した状態で収集できます。
YRMlink w88 moi nhatと連携して動作するYCPでは、セル全体のデータを一元収集・蓄積し、時系列に同期された状態でデータを解析し、YRMlink w88 moi nhatへフィードバックすることができます。YCPが生産設備の近くに設置されていることで、解析アプリにてデータをリアルタイムに解析し、"いつもと違う"や"変化の予兆"などを検知してセルの制御へ即座に反映できます。また、ワーク情報を装置・ロボットの時系列データとともにYRMlink w88 moi nhatで収集しYCPに蓄積できるため、ワークの品質に問題が生じた場合でも、ワーク情報とひも付けた各装置・各ロボットにおける要因解析が可能です。
各装置内のデータは、プロセスデータ(時間基準データ)、ステータスデータ(ID基準データ)の2つに分類されます。各装置に分散している各々のプロセスデータ、ステータスデータをYRMlink w88 moi nhatで収集します。その後、YCPで蓄積、分析し、視える化、トレーサビリティー、データ解析を行います。このデータの関連性と連携にて「品質の担保」「生産性維持・向上」を実現します。
YRMlink w88 moi nhatは時間軸のあったプロセスデータとステータスデータを取得することで、トレーサビリティー管理と生産品質傾向管理を実現します。問題が起きる前に改善を行うことで、安定生産と品質を実現します。
YRMlink w88 moi nhatによって、当社が掲げるソリューションコンセプト「i3-Mechatronics」の具現化を更に加速し、お客さまの課題の解決と付加価値の提供を強化していきます。