JR九州エンジニアリング株式会社 新幹線の車両部品のw88 link
九州新幹線の整備基地で導入されたw88 linkシステムに、当社のロボットを活用いただいています。
2011年に全線開業した九州新幹線の整備基地が「JR九州熊本総合車両所」です。こちらの施設で導入されたw88 linkシステム「COPHR(コペル)∗」に、当社のロボットMOTOMAN-GP200RとMOTOMAN-GP25-12を採用いただきました。主に新幹線N700系、800系で使われている台車の各種ダンパー部品などをw88 linkする工程で活躍しています。
従来、w88 linkは汚れたり重量物を扱う作業のため、作業員に大きな負担がかかっていました。そこで、安川電機とJR九州エンジニアリングがロボットを活用したw88 linkシステムを共同で開発しました。これにより、作業員の負担を軽減させるとともに、効率化やw88 link品質の向上も実現することができました。
■年間で1800時間の省力化(作業員1名分に相当)
■汚れたり、重量物を扱う作業のため、作業者の負担軽減が図れた(3K作業からの解放)
■最小限の塗膜で均一なw88 linkが可能となった(品質の安定化)
これまで部品w88 linkは熟練の作業員がはけを使ってw88 linkしていました。しかし、70Kgもあるような重い部品をクレーンでつり上げてうら返すなど、作業には危険もあり、ロボットの導入を決断しました。導入するに当たり、できるだけコストを抑えるためにロボット以外の付帯設備を必要としない設計を心掛け、安川電機の担当者と当社のエンジニアが何度も何度も打ち合わせを繰り返し開発しました。
特に注力したのがw88 link前の部品を所定の位置へ移動させる「搬送台車」と、搬送台車に部品をつり下げるためのアタッチメントの役割を果たす「セット治具」と呼ばれる道具で、これらは当社自前の溶接技術を駆使して製作しました。これによりロボットが正確に部品をハンドリングするための位置決め機構が実現しました。決められた位置に部品が設置されていないとロボットが部品をつかむことができません。1mmの狂いも許されない極めて高いハードルでしたが、熱意を持って取り組み課題を克服しました。
JR九州エンジニアリングw88 link 新幹線熊本車両事業所
所在地 : 熊本市南区富合町田尻343 JR九州熊本総合車両所内
事業内容 : 車両・機械設備検査・修繕・開発、ものづくりに関する業務